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村にある自宅を売らず、最近別荘を建てた土豪、全村民が羨む

別荘

中国メディア「小楼聊地産」から「江西省のとある村では、多くの村民が市内に移住したが、土豪は300万元を投じて別荘を建てた」を紹介します。


江西省のとある土豪が300万元(5,500万円)を投じて別荘を建て、今では村中が羨ましがっています。江西省の山間部にある小さな村出身の土豪は、大学卒業後は上海で働き、その後マンションも購入し、上海で定住しました。

土豪が住んでいた実家の近隣には数人の村人しか住んでいなかった過疎地で、後にほとんどの村民が市内に移住しましたが、土豪はしませんでした。当時、多くの村人は、彼がなぜ移住しないのか理解できませんでした。

土豪は「ここは私の故郷でありルーツです。私は上海に定住しましたが、先祖代々の家と土地を失うことはできません。近い将来に戻って家を建て直すこともできます。」と言っていました。ほとんどの村民は、実家の建物と土地を無料か、わずか20万元ほどで手放してしまったのです。当時、彼らは土豪の考えが理解できなかったばかりか、彼を愚か者と嘲笑する輩までいたくらいです。

数年前、土豪は300万元をかけて別荘を建てました。庭の広さは500平方もある立派なものです。

昨年、昔村人が住んでいたエリアが観光避暑地になり、今では多くの観光客が、避暑地にやってきて夏の休暇を楽しんでいます。

高速道路も特別に建設されました。

他の人がお金と時間をかけて何百キロも車を走らせて、旅行や休暇に出かけるようになりましたが、土豪は実家の別荘で休暇を過ごしています。

当初、わずかなお金のために家と土地を売り払い、市内に移住してしまった元村民たちは今頃、後悔しているのでしょうが、後の祭りです。

土豪の逆張りは見事なものでした。

おわり

「土豪」は中国語では、成金的な意味合いを持ったお金持ちを指しますが、ネガティブな意味はありません。


以前「中国でグランピングリゾート施設が続々オープン」という記事を書きましたが、大都会で働く中国人も休暇中は、田舎に行って自然を満喫したいと考える人が増えてきているようです。

都会と田舎のデュアルライフ(二拠点生活)が理想ですが、とはいえ、現実は以下のようなものがほとんどです。

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