中国メディア「半島都市報」から「青島の有名レストラン9軒で奴らにやられた」を紹介します。
青島の山東路にある有名なレストラン
若い男女が入ってきた
席に着くやいなや
テーブルが一杯になるほど料理を注文
次々と料理が運ばれてくる
ここで突然
男はウェイターを呼びだした
そして皿の中から2匹の虫を取り出した
「おい、皿の中にゴキブリがいるぞ、どうなってるんだ?」
夕食時のピークタイム
この客からのクレームは大変なことだ
レストランの評判を守るために
約束しなければならなかった
飲食代を無料にし
さらに現金720元の迷惑料を差し出した
二人が去った後
オーナーは不思議でならなかった
当レストランの衛生意識はかなり高い方だ
あの客が見つけたゴキブリ
あれはどこからやって来たのか
考えても考えてもわからないオーナー
ウィーチャットの「ショッピングモールの店舗オーナーグループ」に
この疑問を投げてみた
すると驚きのメッセージが返ってきた
料理にゴキブリが入っていたのは、彼のレストランだけではないことがわかった
たった数日の間に
7軒のレストランで小さなゴキブリが発見されたのだ
しかも同じ若い男女のカップルによって
監視カメラの動画をもう一度見る
確かにあのカップルだった
ショッピングモール内にあるもう一つの有名なレストラン
例の若い男女がやってきた
9番テーブルに座った
しばらくして
まったく同じ手口が展開された
料理からゴキブリが発見されたのだ
そしてレストランに補償を求めた
このレストランのオーナーは「警察を呼ぶ」ことにした
警察官が現場に駆けつけた時、男性客はまだオーナーに怒鳴りつけていた
より多くの補償を得るために
男性が振り向くと警察がいた
慌てた様子で口ごもり始めた
逃げようとしても無駄だ
男性の服のポケットから、多数のゴキブリの死骸が発見された
男性は観念したのか、頭を下げた
先ほどまでの傲慢さはどこへやら

警察による取り調べの結果、趙容疑者(男性、30歳、黒龍江省出身)は、何者かが悪意を持って自分の料理にゴキブリを入れて、店長を脅迫しているのをインターネットで見たそうだ。
その瞬間、まるで金持ちへの近道を見つけたかのようだったと語る。 何もしなくても食事ができるし、お金もかからない。
趙容疑者は、現地でゴキブリを購入し、恋人を連れてレストランに行き、わざと料理の中にゴキブリを放り込んでから、レストランからお金を脅し取った。
このカップルは同様の手口で9つのレストランから合計5,400元を恐喝した罪で逮捕された。
おわり
2006年春、同僚の二人と私は、上海西部の古北地区の外れにある日本料理屋で夕食を楽しんでいた。
私たちのテーブルの後ろにもう1つ同じ4人掛けテーブルがあり、そこのグループの1人の中国人が突然こちらを向いて日本語で話しかけてきた。
訛りが酷い日本語で「今手がけている仕事が上手くいったので今日は仲間とお祝いをしています」と満遍の笑みで語っていた。
彼は一通り話が終わるとまた元のテーブルに戻っていったため、私たちも仕事の話題に戻り、食事を続けた。とそこに、明らかに普通じゃない10名ほどの男たちが店に入って来た。
手には木刀、ナイフのようなものを持ち、私たちのテーブルの方にやってくる。私はその瞬間、完全にフリーズしていたと思うが、幸いその一行は、私たちのテーブルを通り過ぎ、ついさっき私たちに日本語で話しかけていた中国人がいるテーブルの前まで行くと、東北訛りの中国語で何かを叫び、殴る蹴るの暴行を始めた。
すぐ後ろで人が酷い暴行を受けているのに、彼らの仲間だと思われたくないと思った私たち3人は、ただ黙々と皿に残った料理を食べ続けた。何の味もしなかったことだけは覚えている。
一通り暴行を受けたグループは、チンピラたちに囲まれて一緒に店を出て行った。彼が言っていた仕事はどうやらまったく上手くいってなかったようだ。