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中国に満州の名前が入った街が存在していた

満州里

中国メディア「遊玩風景志」から「外国人は自国にいるように感じるが、中国人は外国にいるように感じる奇妙な中国の街」を紹介します。


世界には200以上の国があり、地理的な位置や環境の違いにより、それぞれの国が独自の文化、風土、そして言語を持っています。近代化のスピードが加速する中、国と国との交流はますます密接になり、特に2つの国の境界線上にある街では、生活のさまざまな面で異なる国の影響を受けることがある。

今回は、外国人にとっては自国にいるように感じられ、中国人にとっては外国にいるように感じられる奇妙な中国の都市「満州里」についてお話しよう。

モンゴル語で「湧き出る泉」を意味する「フルンボイル」と呼ばれていた「満州里」は、内モンゴルのフルンベイア草原の後背地、東に興安嶺(こうあんれい)、南に呼倫湖(フーロン湖)、西にモンゴル、北にロシアと面した中国の国境沿いでは最大の陸地港だ。

満州里市は総人口26万人で、モンゴル族、漢族、回族、朝鮮族、エヴェンキ族、オロチョン族、ロシア人など20以上の民族が共存しており、中国、ロシア、モンゴルの習慣や文化が融合したユニークな港町で「東アジアの窓」と呼ばれている。

満州里は観光資源が豊富で、国境ゲート、中ロ相互貿易区、さらには草原の風景、モンゴルの習慣、異国情緒溢れる街並み、国内で5番目に大きい淡水湖である呼倫湖(フーロン湖)などが観光の見どころとなっている。

中国側の国境ゲート

北はロシア、西はモンゴルと国境を接し、地図上(Googleマップが開きます)では何の変哲もないところに位置する、貿易拠点として発展した街である。大草原の後背地に位置し、人口の多い地域からは離れているが、中国最大の陸の商業港としての役割を果たしている。

満州里は「1日で中国、ロシア、モンゴルの三国を体験できる」と評判の人気の観光地でもあり、評判通り様々な文化が融合しているが、特にロシア文化が強い影響を与えているため、この中国の国境の街に「ユニークな」ロシア・スタイルを生み出している。

満州里を訪れる多くの中国人は、ロシアに似すぎているという第一印象を持つだろう。複雑で色鮮やかなロシアのマトリョーシカ(入れ子人形)、結婚式場の宮殿、さらには住宅の建物など、どこを見てもロシアの色合いがあり、それらはすべてロシア文化をそのまま取り入れてる。海外には行きたくないけど、異国情緒を味わいたいという方には、満州里がお勧めかもしれない。

「世界最大のマトリョーシカ」と「最大級の模型型建物」という2つのギネス世界記録を持ち、さらに、ロシアの民族衣装を着た人たちが、観光客と一緒に写真を撮るための設備も用意されている。

昼間は異国の街に迷い込んだような濃厚な異国情緒が漂い、夜はおとぎ話のお城の中を歩き回っているような華麗な光のスペクタクルが繰り広げられ、通りにはバーやレストランが立ち並び、非常に活気に満ちている。

上記に加え、非常に包容力がある満州里の街には漢人、モンゴル族、朝鮮人、ロシア人などが満州里に定住しているため、混血が多く、金髪の美女美女も多い。このような特殊な環境により、満州里にいると、西洋都市にいるような一種の幻想をもたらしてくれる。

おわり


こちらは中国とミャンマーの国境の街の話です。

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