中国メディア「小剪優学院」から「浙江省義烏市の男性、40万元で買ったロレックスが一晩で偽物に！？」を紹介します。
浙江省義烏市では、ある男性が半年前に40万元（650万円）でロレックスの時計を購入した。男性はロレックスをとても気に入っていて、寝るとき以外は常に着けていたのだが、ある日の朝、ロレックスをはめるといつもの重みと違い、しかもバンドが少し長く、装着感が以前とはまるで違っていることに気がついた。男性はそのロレックスを鑑定に持っていき、一晩の間に偽物にすり替わっていたことが判明した。
それを聞いた男性は、開いた口が塞がらなかった。偽物の時計を買ってしまったのではないかと疑ったが、目の前にあるロレックスと以前のものとでは、重量が軽くなったのはもちろんのこと、バンドも以前より長くなっており、バンドの開閉部分にある痕跡からも、あまり新しい印象ではなかった。時計がすり替わっていることを再び確認した後に、男性は警察に通報した。
記事を読んでいる多くの人が信じられない気持ちになるでしょう。高級腕時計が一夜にして変わってしまうことなどあるでしょうか。男性の手首が急に細くなるなどあり得ることもなく、最初は私も信じられなかったが、鑑識の結果を聞いたときは本当に唖然とした。
警察は男性に、寝る前に他の人と接触していないか、何か疑いを持っていないか尋ねた。男性はしばらく考えて、最近付き合い始めたばかりの恋人である周さんを疑った。男性と周さんは友人のパーティーで知り合い、1ヶ月前に付き合い始めたばかりだった。
その後、警察が監視カメラの動画を確認したところ、男性の推測は当たっていた。夕方、男性と友人たちは外で酒を飲み、家に帰って寝ようとした。寝る前にベッドサイドのテーブルに外したロレックスを置いた。監視カメラには、周さんが男性の家に出入りする様子が映っており、家に入るときはわざとヒールを脱いで、足音を立てないようつま先で歩いていた。明らかに怪しい行動である。
警察による調査が進んでいる時、男性が本物のロレックスが戻ってきたと言った。男性は警察に通報した後に周さんに連絡し、説明を求めたが拒否されたため、男性は先方を脅すために「あなたの指紋が着いている」と言ったところ、翌日に男性宅に宅配便が届き、箱の中には本物のロレックスが入っていたという。
周容疑者がどのように時計をすり替えたかは明らかであり、警察の取り調べを受けた際に、犯行を全面的に認めた。周容疑者は、男性と交際を始めた時、男性がこのロレックスでスポーツカーを買うことができると言っており、この一言が周容疑者に疑問を持たせた。男性がロレックスにそんな大金を費やし、自分に高級バッグが買ってもらえるか不安になり、そこで思いついたのが、偽物ロレックスを2,300元で購入し、本物とすり替えてしまうことだった。
現在、周容疑者は、窃盗の容疑で拘留されている。
この事件は、私たちに2つの教訓を与えてくれた。1つは、恋人を含め自分の資産を明かさないこと、そしてもう1つは、あまり欲張らないことだ。
おわり
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