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インドで第1号店を開いたセブンイレブン、中国で1万店を目指すローソン

いつものように中国最新記事のパトロールをしていると、インド初のセブンイレブンがムンバイで開いたことを紹介する中国語の記事が目に留まった。

セブンイレブンはとっくの昔にインドに進出しているものと思っていた私は、気になって記事を読み始め、少しおかしな事に気がついた。通常この手の記事では、セブンイレブンは、どこどこの国のコンビニチェーンで、中国には何年に参入して、といった記述があってもいいものだが、この記事の筆者が特殊なのか、その手の説明が一切無かったからだ。

多くの日本人は、インドは不思議な国だと思っている節があるが、中国人もまたインドは実に不可解な国だと思っているようで、中国人がインドについて書いている文章からは、戸惑いに近いものが垣間見れる。

今回は中国メディア「時刻新聞資訊」から「インド初のセブンイレブンがオープンし、大勢の人で賑わった、中国ネットユーザー:上海も頑張れ?!」を紹介します。


私の理解では、セブンイレブンは、ファミリーマート、大潤発(RTマート)、永輝(ヨンフイ)などと同種のスーパーマーケットのチェーンストアだ。私はどちらかと言えばオタク体質で、スーパーマーケットにはあまり縁がないため、スーパーマーケットがどのように格付けされ、どのような違いがあるのかあまり理解していない。だから、インドにセブンイレブンがオープンして大混雑しているというニュースを見たときには、たかがスーパーマーケットでこれほど大々的なオープニングイベントを行い、どうしてビッグニュースになったのか、全く理解できず、混乱したのだ。

中国語でコンビニは「便利店」、スーパーは「超市」であるため、一般的には別物扱いされるのですが、この筆者は「超市」で一括りにしていました。。あるいはインド初のセブンイレブンは「コンビニ」ではなく「スーパー」に近い形態だったため、元ネタのニュースでは「超市」として紹介されたのかもしれません。

このセブンイレブンは、実はインド初の店舗であることを、ニュースを掘り下げて初めて知った。世界で二番目に人口が大きく、世界で最も急速に経済成長している国であるインドに、今日までセブンイレブンがなかったのは少しおかしい。資本は利益を追求するものだが、なぜインドのこのような巨大な市場を、セブンイレブンは長年に渡ってなぜ見落とされていたのだろうか。現在、中国の広州市ですがセブンイレブンが684店舗もあるというのに。

ちなみに中国全土だと、2021年8月時点で、2387店舗あるようです。詳しくはこちら

このニュースのことが気になって仕方がない私は、コメント欄を見てさらに混乱した。最も多いコメントが、上海你要加油啊!(上海頑張れ!)であったからだ。上海市内にあるセブンイレブンの店舗数が中国国内で最も多というわけではないが、それでも201店舗あり、それに比べるとインド全土でようやく1店舗目ができたばかりのムンバイは比較対象にもならない。

その真相に迫ってみようと思う。インド初のセブンイレブンは、10月9日にオープンしたようだ。中国では5月1日(ゴールデンウィーク)や10月1日(国慶節)などの連休初日を選んで新店舗をオープンするのが良いとされているが、インドに国慶節の連休はないようだ。このセブンイレブンのオーナーは「ムケシュ・アンバニ」というインドの大金持ちの実業家で、彼はインドで一番のお金持ちであるだけでなく、2018年にジャックマーを抜いてアジアで一番のお金持ちになっていた。

インド初のセブンイレブンが開店し、店は大盛況、インドのメディアは「従来の消費習慣を覆す」と報道

このセブンイレブンは、インドで最も忙しい都市であるムンバイにあり、開店当日は多くの人が集まった。一般的なセブンイレブンが24時間営業であるのに対し、このインド初のセブンイレブンは朝7時から夜11時までの営業となっており、今後これが変更されるかどうかは今の所はわからない。インドのメディアは、セブンイレブン第一号店が開店したことで、インドの伝統的な食料品の買い物習慣を覆すだろうと、大きな期待を寄せているそうだ。

ムケシュ・アンバニ氏の自宅

中国系インド人の中には「一般のインド人はスーパーマーケットチェーン店に行くことに慣れておらず、日用品は家の近くのグロサリーショップや個人経営のコンビニで買うことに慣れている」と言う人もいる。インド人の購買力についてはあまり知られていない方も多いと思うが、実は「汚くて散らかっている」という印象を除けば、インドは「地球上で最後の巨大市場」とも言われている。長年にわたる中産階級の急速な発展と拡大に伴い、インド人の購買力は急速に拡大し始めている。

当然、スーパーマーケットチェーンや宅急便などの産業は、インドでも大きく発展する可能性を秘めている。将来インドを旅行する場合、インドでも中国と同じような便利な消費体験ができるかもしれない。しかし、ムンバイのGDPが上海の半分以下であることや、インドに存在する様々な現実を考えると、「上海、頑張れ!」というのは、ネタなのだろうか。

おわり


アシスタント

ネタですね。

ADKD編集長

どうやら元記事は「微博」のニュース「#印度首家711便利店开门营业#」のようで、そのニュースへのコメント「上海你要加油啊,不然怎么追赶领先你30年的孟买」が人気になっているみたいだね。「上海頑張れ、じゃないと30年先を行くムンバイに追い付けないぞ!」という意味で、一種の皮肉だね。

アシスタント

中国とインドは長年のライバルだからね。

ADKD編集長

微博でシェアされていた動画と同じものがYoutubeでも見れるよ。あと、記事の冒頭にも書いたどこの国の企業か、だけど、この動画内では、セブンイレブンはテキサス州発のお店、と紹介されていたね。

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