中国メディア「小剪優学院」から「どういうこと?山東省のとある会社の社員が勤務中にスマホゲームを始め、上司は批判せずに逆に300元を与えた!」を紹介します。
先日、山東省煙台市にある会社の社員が、仕事中、突然自分のスマホを手にしてゲームを始めた動画がネットで共有され、大きな話題となっている。
その会社の社長はびっくりして、その場で男性社員をオフィスの外に呼び出して尋ねた。すると、その社員は「お客さんに付き合ってゲームをしていた」と答えた。なんでもそのお客さんが彼に「ゲームのイベントに付き合ってくれたら注文するよ」と約束していたらしい。

状況を理解した社長は、すぐにその社員をカフェに連れて行ってプレーさせ、他の同僚の仕事に影響を与えないようにした。そして、ゲームイベントの終了後、お客さんが本当に注文をしてきたため、社長はとても喜び、彼に300元のお小遣いを与えた。仕事中にゲームをして注文と報酬を得る、これはまさに 「人生の頂点」に他ならない。

この短い動画がネットで熱い議論を交わしている。
「俺の受注が少ない理由がやっとわかった。どうやら王者栄耀をサボりすぎていたようだ。注文を増やすために仕事で王者栄輝の練習をさせてください!」
「うちの会社の副社長も、部署の部長もプレイしているので、私も彼らに従い、一緒に遊んでいたら、いつの間にかレベル50に達していた。上司達はまだ底辺レベルに留まっているよ。」
「私が学生をしていた時、先生と両親は私がゲームや恋愛をすることを禁じ、私も彼らを信じて勉強しかしてこなかった。今もゲームをしませんが、他の人たちはゲームを通じてビジネスを語っているようです。さらに私は今でも恋愛ができませんが、他の人の子供たちはすでに恋愛を始めているようです。私はもう手遅れでしょうか?」
寄せられたコメントはどれも面白いが、やはりゲームをプレイするにも節度が必要だということを皆さんにお伝えしておきたい。あなたが学生であれ、社会人であれ、ゲームはあくまでも趣味であり、勉強や仕事に支障をきたすものであってはならない。一人前になって自立した時には趣味としてゲームをしてよいかもしれない。それまでは、もっと自分を磨くことに集中した方がよいだろう。読者の皆さんはどうお考えだろうか。
おわり
以前メタバースについての記事「メタバース覇権争いが加熱中」をいくつか書きましたが、Facebookが社名を「Meta」に変更したり、ブロックチェーン技術を使った次世代技術の「NFT」がやたら話題になったりと、着実に仮想現実の世界が近づきつつあることを感じずにはいられない今日この頃、私は一足先に「偽メタバース」世界に入ることにしました。
といってもリアルタイム・ストラテジーMMO(マルチ・モバイル・オンライン)ゲームを始めただけなんですけどね。

きっかけは先月に購入したiPad Mini 6でポチポチっとお手軽に楽しめるゲームがしたいと思ったからですが、「State of Survival」通称「ステサバ」というゲームをやり始めて3週間、すでに「どハマり」しています。
ゲームスタート時は一人で(タワーディフェンス系ゲーム)ストーリーを進めていくのですが、ある一定のレベルに達すると、同盟に加入(あるいは自分で設立)でき、そこからは同盟のメンバーとして仲間と共に、敵(ゾンビ)や敵同盟(プレイヤー)と戦うといった内容です。
日々の小さなミッションをこなし、週末に行われる大型イベントに参加しながら、自分の戦闘力を高めていきます。
同盟内には様々なメンバーがいます。鬼課金の武闘派、微課金のバランス派、課金なし農耕民族、チャット担当(私)、飲兵衛、子育てママ、ひたすら無言(敵同盟のスパイ?)、18時間オンライン(仕事は?)、プレー中は無言なのにオフラインになる前に必ず「おやすみなさい」とだけ言う律儀な方、などなど。それぞれが同盟の中で自分の場所と役割を見つけ、心地よい距離感でプレーしているようです。
映画「レディプレーヤー」のような完全なメタバース世界の実現はまだもう少し先ですが、その二歩手前の「パラレルワールド」を楽しむことは、スマホさえあれば可能な時代です。