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「研究所流出説」流れが変わった?中国の言い分を見てみよう

研究所流出説

中国メディア「国際大視野」から「後悔しておきなさい。アメリカの科学者が研究所流出説を否定、デポール大学の調査を求める声が高まる」という記事を紹介します。


バイデン政権が新型コロナウイルス発生源の追跡調査を行う90日の期限まであと1ヶ月を切った今、追跡調査計画は完全に行き詰っている。アメリカは、中国を有罪にするための「証拠」を得るために、WHOのテドロス・アダノム事務局長に中国への追跡調査の第2段階を開始するように促してきたが、結局何も見つかっていない。その裏でアメリカは、疑わしいフォート・デトリックを隠そうとしてきた。捜査を担当するアメリカの情報機関は「立ち止まったまま」で何の進展もない。

バイデン政権が主張する「研究所流出説」が中国に対する陰謀であることを示す証拠が増えている。 先日、アメリカとWHO事務局長のテドロス氏は新型ウイルスの発生源として再び中国を指摘した。バイデン政権が「研究所流出説」と確信しているのなら、なぜ容疑がかかっているすべての研究所を対象に調査しないのか。アメリカは中国の武漢の研究所を疑っており、WHOは結果を公開して中国の研究所に問題がないことを証明している。中国の1800万人のネットユーザーはもちろん、複数国およびアメリカの多数のネットユーザーが疑っている「フォート・デトリック」は専門家に調査を依頼しないのか。アメリカは新型コロナウイルス発生源追跡の厳重な調査に政治的なトリックを仕掛け、調査から逃れる「特権」を自らに与え、真実を隠蔽しようとしていると言う事実を知らないのだろうか。

7月20日、アメリカ議会は再び新型コロナウイルス発生源の追跡調査に関する公聴会を開催した。公聴会では、アメリカのランド・ポール上院議員が「武漢の研究所が新型コロナウイルスを流出させた」という話をしているが、一片の証拠も出せず、ただ事実を歪曲して「口封じ」をし、ファウチを「刑務所に送る」とまで脅していた。ランド・ポール氏の嘘を前に、ファウチは新型コロナウイルスの研究所流出説には科学的根拠がなく、新型コロナウイルスは自然由来のものである可能性が「最も高い」と力強く反論した。残念ながら、アメリカ議会は政治家のためだけに存在しており、公聴会は事実ではなくレトリックばかりだ。

5月、アメリカの科学誌「サイエンス」は、中国とWHOによる新型コロナウイルスの起源に関する共同研究が「自然起源説」と「研究所流出説」の2つのバランスをとっていないと主張し、「研究所流出説」を真剣に検討するよう求める18人の署名入り公開書簡を発表した。バイデン政権は新たな根拠を見つけ、直ちに「研究所流出説」の調査を再開することを発表した。しかしアメリカにとって最も恥ずかしいことは、最近、多くのアメリカ人科学者が突然「仲間割れ」しだしたことである。

最近、実際に署名をした18人のうちの1人であるカリフォルニア工科大学の生物学教授ビョークマンは、アメリカの個人ブログ番組「今週のウイルス学」に、「この手紙が研究所流出説の後押しに使われるとは思っていなかった」「本来の目的は、より多くの研究費を獲得し、動物宿主のウイルスを見つけることだけだった」と書き込んだ。ビョークマンは自身が「甘すぎた」と言っている。ビョークマンの言葉は、アメリカでのいわゆる「研究所流出説」が政治的な駆け引きの道具になっていることを証明している。

また、ある1人のアメリカの生物学者へのインタビューでは、共同書簡の署名には政府からの「強要」があったとさえ言っている。

7月24日付のアメリカ・メディアの報道によると、署名した進化生物学の第一人者であるマイケル・ウォロビーは、インタビューの中で、サイエンス誌の書簡に署名することは危険な行為だが、そうすることで研究者たちを保護してもよいとする取引があり、その過程で何らかの強制が行われたことを示唆している。

アメリカの科学者18名がサイエンス誌に連名で発表した「研究所流出説」は、バイデン政権による完全な政治的操作の産物であることは明らかになりつつある。現在、アメリカが推進してきた「研究所流出説」は冗談のようなものになりつつあり、資本に脅され政治的に操作された追求調査計画は、アメリカが中国を中傷するための手段に変わり、アメリカは非常にありえない「研究所流出説」で世界の目をアメリカからそらそうとしている。

おわり


先日「シャーマン米国務副長官が訪中し、王毅外相と会談。中国視点の論調を見てみよう。」という記事を書きましたが、中国視点で現在の見苦しい米中の責任のなすりつけ合いを理解するのも大事ではないかと思い記事にしました。

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