中国メディア「鉄血視世界」から「WHOに続いて国連も? 米国が中国に国境開放を求めたのは、難民問題を分担するため」を紹介します。

アフガニスタンの混沌はいまだ続いている。大勢の人々が戦闘を避けるために国外脱出を図っており、米国は彼らを難民と見なしている。55万人の難民のうち、米国は3万人、イギリスとカナダはそれぞれ2万人の受け入れにとどまっており、欧米は明らかに全員を受け入れられる状況にない。他の米同盟国のほとんどが受け入れを望まない中、アフガニスタンの状況を改善させるための欧米の貢献は、バケツの中の一滴に過ぎず、アフガニスタン難民は「世界の問題」となってしまった。これらの人々をどのように再配置させるべきか。つい最近、国連が難民についての発言を行なったが、欧米は歓喜しているに違いない。

国連はこのほど、アフガニスタンの危機的状況の悪化を防ぐため、アフガニスタンの近隣諸国に国境を開放するよう呼びかけた。国連は、現在、英国、米国、インドなどがアフガン難民の避難を支援しているが、ほとんど役に立っていないことに言及している。数十万人のアフガン難民が依然として避難を望んでおり、解決するには近隣諸国が難民の入国を認め、国境を開く必要がある。主にアラブ諸国に呼びかけているように見えるが、これは単に米国の負担を分担させるためだ。なぜ隣国が米軍の残した混乱の後始末をしなければならないのだろうか?
戦争から難民まで、アフガニスタンのすべての問題の根本原因は、欧米にある。そして、国連のアピールは、主に中国に向けられている。アラブ諸国の最大かつ重要な隣国である中国は、欧米から見ても、難民を受け入れるのに最も適した国だ。しかし、欧米の本当の狙いは、難民を中国に押し込んで、国内を不安定にさせることである。
中国の「扉」を蹴破り、難民を押し込みたい?そんなことさせるわけがない。中国が難民を受け入れるかどうかについては、すでに返答済みだ。私たちは、この問題の根本的な解決は、国内紛争の調停にあり、各派閥のコミュニケーションと対話を支援してこそ、犠牲者や難民を回避できると述べてきた。私の考えでは、国連が他国に難民の受け入れを要請するのは、腫れ物を止めるための手段であって、根本治療ではない。アフガニスタンの情勢が不安定である限り、難民は発生し続け、今の米国では55万人を定住させることなどできるわけもなく、はたして今後どうなるのだろうか。
米国はあらゆる機会を捉えて中国を攻撃しているが、WHOの次は国連だ。意図的かどうかは別にして、国連の対応は明らかに問題があり、米国の難民に対する責任を分担するために、中国に「国境を開けろ」と求めるのは、非常に傲慢で、とても褒められたものではない。国連が本気でアフガン問題を解決しようとするならば、中国のアドバイスに耳を傾けて交渉し、米国に圧力をかけて一刻も早く責任を取らせることが必要であり、それが唯一の方法である。
おわり


日本は金だけ出して手を出さず。ほんと都合の良い金持ちパパですね(笑)
日本はアメリカが侵攻した2001年以降、合計7,000億以上援助してきたそうです!