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孤立するバイデン政権のアメリカ(に追従する日本)

ノルドストリーム

中国メディア「新聞晩高峰」から「世界はそれほど君のことが好きではないよ、アメリカはまだ自覚していない?」を紹介します。


バイデン政権は、多くの共和党員を悩ませていたロシアとドイツの第2のガスパイプライン「ノルドストリーム2」への制裁を取りやめたと報じた。アメリカが自国の発展を望むのであれば、他国に「圧をかける」のではなく、自分自身でもっと努力すべきではないだろうか。

アメリカの現状について

トランプ前大統領も、バイデン大統領も、2本目のノルドストリーム・ガスパイプラインの敷設に制裁を加えたが、結局、プロジェクトの完成まで進められてしまった。アメリカは自国の液化天然ガスを欧州に売り込むためにノルドストリーム2のプロジェクトを抑制しようとしているが、ノルドストリーム2(およびその他多くの問題)についてアメリカがどう考えているかなど、欧州では誰も気にしていない。

ワシントンの高官たちは、アメリカが豊富な人材を擁して台頭してきた80年代から90年代に成熟し、今日のデジタル時代につながる世界的な技術的驚異の多くを生み出してきた。しかし、今日のアメリカは以前と違って、それほどの成果を上げていないのが現実だ。

また現在のアメリカは、毎年1兆ドル規模の赤字を抱えており、そのためにインフレによる物価上昇を招いている。アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)やホワイトハウスは、この状況は一時的なものだと主張しているが、アメリカの企業は新しい設備や技術への投資も増やしていない。実際、アメリカの工業企業の設備投資額は、2019年に比べ、今年は35%も少なく、今後も低調が続くことは間違いないが、新しい設備に投資しないということは、国際競争力が著しく低下することを意味する。

さらに、アメリカがエネルギーや他の多くの分野に投資している割合は少ない。このような状況の中、同盟国からはアメリカ政府に対する信頼も失われつつある。

アメリカは自分自身を磨くことだけが道である

アメリカの同盟国が「最近、アメリカは我々のために何をしてくれたのだろう」というような発言をすれば、人々はアメリカが同盟国にとって魅力を失っていることに気づく。世界の他の国々から、現在のアメリカを見ると、確実に下降線をたどっているようで、超大国の没落に他ならない。

アメリカが世界の注目を集め、再び主導的な立場に立ちたいのであれば、自分自身を向上させる努力をすべきである。それができて初めて、アメリカは前に進むことができる。アメリカの政治家は、ドイツなどの同盟国に見捨てられたと文句を言うのではなく、アメリカの進むべき道をしっかりと見極めて適切な行動を取るべきなのだ。

おわり


中国のメディアや高官たち、良いか悪いか(好きか嫌いか)は別として、アメリカに対しても、怖気付くことなく、ハッキリと主張する態度は、見ていてなかなか気持ち良いものです。

2021年3月にアラスカで行われた米中会談の動画です。アメリカに対しても堂々たる態度と強気な主張、ぜひこの動画を見てみてください。

まあしかし、それに比べて日本の、、

アシスタント

編集長、最近政治ネタが多い気がします!(政治の記事はあまり書きたくないって言ってたような。。)

ADKD編集長

当たり前だ、政治ネタが今一番熱いんだから仕方ないだろう。

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