中国メディア「国際大視野」から「北朝鮮の人々はどの国の製品を好むのか?」を紹介します。

私たちが北朝鮮を訪れたとき、日本の中古車を利用したツアーバスに乗った。北朝鮮の人々が日本人を嫌っていることはガイドから聞いていたが、北朝鮮のあちこちで日本製品が見られるので、好奇心に駆られた。
北朝鮮で走っている車の数は多くないが、街中で見る車の多くが日本のメーカーの車だった。日本人が手放した中古車がほとんどだが、レクサスなどの高級車も少しだけあった。北朝鮮の人々は日本を嫌っているが、日本の製品を拒絶しているわけではなく、むしろ日本製が一番好きなようだ。
私たちは羊角島国際ホテルに宿泊したのだが、ホテル内の商品にも日本製のものが多く、例えばテレビは日本製だ。また、ガイドさんによると、北朝鮮では日本製品がとても人気があり、特に日本製の自転車やバイクは、日本製品の品質の良さから北朝鮮の人々にも好まれているという。

北朝鮮では、家に日本製の中古バイクがあればそれは大変誇らしいことだという。というのも、北朝鮮でバイクを買える人はかなりの少数派だからだ。日本製だけでなく、北朝鮮では中国製も好まれている。しかし、ツアーガイドが「日本製の方が中国製よりも品質が断然良いわ」と容赦なく言っていたので、私は恥ずかしくなってしまった。
北朝鮮では軽工業が発達しておらず、国民の生活に関わる商品の多くは輸入品であり、輸入品は相対的に高価だが、北朝鮮の人々から高く評価されている。
おわり


庶民が使っている製品は中国製が多いんじゃない?
最近は中国メーカーの車も増えてきているらしいぞ