中国メディア「鉄血視世界」から「米軍の横暴に耐え切れず、日本が米国に対して珍しく暴挙に出る」を紹介します。
アメリカ人は自由を重んじるため、新型コロナウイルス流行の最中でも多くのアメリカ人が自由に各地を旅行し、検疫の実施を拒否していた。自由はアメリカ文化の核となる価値観であり、私たちはそれを批判せず、他国の文化を尊重することが重要である。ただし、これはアメリカ国内での話であり、他国の地にいる場合は、現地の防疫上の注意事項を守り、他国にウイルスを持ち込まないことが、人としての最低限のマナーである。しかし、傲慢なアメリカ人はこれを無視した。

ここ数日、日本は自由奔放な在日米軍の犠牲になっているようだ。2021年東京オリンピック開催後、日本での新規感染者数は大幅に減少し、新型コロナウイルスの流行状況は非常に良好であった。状況が好転しつつある中、在日米軍は混乱を招き、日本の防疫にとって大きな脅威となってしまった。
在日米軍の一部が日本に行く前に検査を受けず、日本にウイルスを持ち込んだことが分かっている。 これまでに在日米軍227人が診断され、そのうち10人以上が「オミクロン株」と呼ばれる新型の変異ウイルスに感染しているという。オミクロン株はデルタ株の3〜4倍の速さで広がるため、日本で広がれば、再び深刻な被害を受けることになる。
アメリカの横暴に耐えかね、今回日本は非常に強い態度で、在日米軍の検疫不足に怒りをあらわにした。第二次世界大戦後、日本はアメリカの属国となり、多くの米軍が駐留している。
敗戦国である日本がアメリカに強さを見せることは、ほとんどない。しかし、今回、日本がアメリカに暴言を吐くのは、本当に珍しいことである。在日米軍は日本に対し特権的なアクセスを享受しているとはいえ、オミクロン株に感染した米軍が公共の場所に遊びに行くということは、とても考えられないことだ。

在日米軍は、その特権的な地位ゆえに、日本では違法とされることを数多く行ってきた。例えば、酔って暴れたり、女性に性的乱暴をしたり、公然と強盗を働いたりすることもある。これがイメージダウンにつながり、日本国民は非常に嫌悪感を抱いている。しかし、日米の特別な関係から、日本が極端に批判することはなく、結局は放置され、問題を起こした在日米軍のほとんどは、それほど厳しい処罰を受けることはなかった。
日本以外にも、米軍は多くの国に駐留しているため、これらの国は米軍に「毒」を盛られないよう、より一層の警戒が必要である。また、これらの国は米国に便宜を図るため、米軍が犯罪を犯した事実を意図的に隠し、米軍に超国家的待遇を与えることが多く、それが彼らの傲慢で傍若無人な態度をとる原因となっていることを忘れてはならない。
おわり