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インドもドル決済からの決別を決めた!

中国メディア「Lisa商業視察」から「インドがドル決済から決別!」を紹介します。


インドのナレンドラ・モディ首相は、つい数日前までバイデン大統領を「ブラザー」と呼んでいたのに、一転して米国を後ろから刺した!?

今日インドは、今後の国際貿易をインドルピーで決済すると発表した!これは衝撃的な事件だ。

14億の人口を抱えるインドが、米ドルを完全に捨て、今後はルピーで貿易決済を行うというのだから、読んで字の如しである。

ロシアが貿易決済にドルを放棄してルーブルを採用したのに続き、インドはドル覇権に「NO!」を突きつけた2つ目の大国となる。

今日、ドル覇権はまだ手つかずの状態となっているが、多くの国がドル覇権に苦しんでいることに気づき始めている。

特にウク紛争後、米国はドル覇権を利用してロシアをドル決済システムから追い出し、ロシアの国際貿易システムにワンツーパンチを食らわせただけでなく、破壊してしまった。

ついでに、西側諸国にあるロシアマネー3,000億ドルを自分のものにするという強欲ぶりで、世界中の国々を震撼させたのだ。

米国の傍若無人な行動に対しロシアは通貨の反撃を開始、エネルギーとガスをルーブルで決済すると発表し、さらにウク紛争でも敵を追い詰めつつある。

西側は予定通りにロシアルーブルを打ちのめすことができなかったばかりか、ルーブルは魔法のように高くなり、ドルやユーロの価値を下げ、今やルーブルはエネルギー通貨として金にさえ縛られるようになった。これはおそらくロシア自身も予想していなかったことであろう。

私たちはインドを高く賞賛しなければならない。いつもは少し頼りないインドだが、今回はウク紛争で、米国による圧力に加わらないことを決意したのだ。米国とロシアの間で中立を保ち、ロシアとはエネルギー協力を続け、石油取引ではルーブル決済を採用し、ドルやユーロを置き去りにしている。

もちろん、ロシアとの戦略的パートナーシップの主軸は中国であり、アメリカやEUなどの欧米諸国からの強い圧力にもかかわらず、ロシアとは正常な貿易関係を維持してきた。

つまり中国やロシアが原油購入の決済に米ドルではなく、人民元やユーロ、ルーブルを使って直接取引しているということだ。そしてロシアを孤立させ、敗北させるという計画は完全に失敗した。

さらに今、ロシアに続いて今度はインドが突然、決済にルピーを採用することを発表し、長年使われてきたドル決済システムからルピー決済に踏み切ったのである。

この点において、インドは米国、日本、インド、オーストラリアという小さな陣営「クアッド」でありながらも、BRICSの一国としての決断、その勇気と硬さを高く賞賛しなければならない。

このところ米国は金利を上げ、ドルを使って世界の富を収穫する準備をしていたが、インドは米国の生命線であるドル覇権を切り落とし、ルピー決済を採用した。

あたりまえだ、世界は長い間、米国に苦しめられてきたのだから!

インドが米国の覇権に逆らい、ドル覇権に屈せず、脱ドルという断固たる行動に出たこと、この点からも大国の風格が見えてくる。

中国は世界一の製造国であり、米国への主要輸出国であると同時に、ドル覇権の犠牲者でもある。

今、我々はロシア、イラン、ベネズエラなどの石油国が石油を元で買い、また、ドルを捨てるための措置を取り始める時が来た。

しかし、ドルがあまりにも長い時間の中で定着してしまっているため、中国がドルを捨てるにはまだ機が熟していないという声もある。親米の専門家や教授の中には、中国がドルを捨てれば、天地が裂けるような深刻な結果になるとさえ言う人もいる。

しかし中国の広東省と同等程度のGDPであるロシアが、アメリカと激しい通貨戦争を繰り広げ、勝利したのだ。

隣国のインドの経済基盤は中国と比べても圧倒的に劣り、製造業の生産高もGDPもかなわないのにも関わらず、インドは新型コロナの流行を前に、ドルを捨てルピーを採用する決定的な一歩を踏み出した。

現在、米国は内憂外患の状態にあり、狂ったようにお金を刷っているにも関わらず自国を救うことはできず、40年ぶりの高いインフレに陥っている。

ウク紛争を仕掛けた米国が自国も巻き込まれ、エネルギー価格が高騰し、国内の国民が抗議を始めている。米国の治安情勢も急激に悪化し、バイデンの支持率も限界まで急落するなど、米国政界も未曾有の再編に直面することになった。

米国は経済的弱点をカバーするため、米ドルをさらに印刷するしか方法がない。世界中から羊の皮を刈り取ることで、自国を治癒する。この方法しかないのだ。米ドルを使用する国々から、最後の一絞りの大収穫を行うことだろう。当然、米ドル決済を使用する中国もその矢面に立つことになる。

ロシアはルーブルを採用して反撃し、強大なドルやユーロとの通貨戦争に勝利した。 そして、欧米の覇権主義に対抗する戦いに国運を賭けているのである。

そして今、インドは米国の危機を察知し、ドル決済をやめてルピーを採用することを緊急に発表し、世界のお手本となった。

今、全世界は100年に一度の未曾有の変革に直面しているのだ。

米国の非常識な弾圧と挑発に直面している今こそ中国が剣を見せる時であろう!

おわり


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