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中国の宇宙ステーション天宮での科学実験に17カ国が参加、アメリカの申請は却下された

中国宇宙ステーション

中国メディア「火星一号」から「中国の宇宙ステーションで行われる1000件を超える科学実験に17カ国が参加、アメリカの我々によって申請は却下された」という記事を紹介します。


1998年、アメリカ主導のもと、ロシアや日本など複数の国が国際宇宙ステーションの建設を開始した。しかし宇宙開発の主要国の1つである中国は、アメリカにより中国は排除され、国際宇宙ステーションの建設には参加できなかった。2011年、アメリカはNASAが中国と協力することを明確に禁止する外国情報監視法「ローン・ウルフ」条項を設定したほどだ。

そのため、中国は独自に宇宙開発を進め、宇宙ステーションを自前で建設する必要があった。2011年に「天宮1号」、2016年に「天宮2号」を打ち上げ、宇宙船のドッキングや宇宙飛行士の駐留など、宇宙ステーションのコアテクノロジーの検証を次々と行ってきた。

そして今年、天河コアモジュールの軌道上への打ち上げが成功し、中国の宇宙ステーションの建設が正式にスタートした。その直後、中国人の宇宙飛行士である「聶海勝」、「劉伯明」、「湯洪波」の3名は、有人宇宙船「神舟12号」で宇宙に飛び立ち、天河コアモジュールとのドッキングと駐機に成功した。

宇宙ステーションは無重力の環境であり、宇宙は真空でクリーンな場所であり、さらに宇宙線が充満しているなど、地上では再現が難しい条件が揃っているため、宇宙で実験を行うことは科学者にとって夢のようなことだ。

過去20年間に宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで行った科学実験は3000件にのぼり、その多くは実際に応用され、宇宙で大きな成果を上げている。中国の宇宙ステーションでも同じく、今後、科学実験が行われる予定だ。

雑誌「ネイチャー」によると、中国有人宇宙工程事務局(CMSA)は、1000件以上の科学実験を承認しており、そのうちのいくつかはすでに打ち上げられている。中国の宇宙ステーションが完全に完成するのは来年だが、すでに世界各国の実験が待ち受けている状態だ。

中国は、国際宇宙ステーションからは外されてしまったが、中国の宇宙ステーションは、2019年、世界に対して開き、各国の大学や機関との協力による実験を公募した。これには当然、アメリカも含まれていた。

中国の宇宙ステーションの最初の実験には、アメリカ、ロシア、日本、インドなど27カ国が応募し、最終的に清華大学と東京大学の微小重力実験、ロシア科学アカデミー天文学研究所とインド天体物理学研究所の宇宙天文学実験など、17カ国の9つの科学実験が選ばれた。

アメリカの申請は、彼らのプロジェクトが中国の要求する基準を満たしていなかったため、却下された。

天河コアモジュールには、宇宙での実験を行うために、高微小重力実験キャビネットと無容器実験キャビネットの2つの科学実験キャビネットが搭載されている。宇宙飛行士は、宇宙でさまざまな実験を行うだけでなく、地上の研究者が遠隔操作できる宇宙実験も行う予定だ。

現在、老朽化した国際宇宙ステーションは退役の危機に直面しており、2024年から遅くても2028年までには運用が終わると予想されている。一方、中国の宇宙ステーションは、設計寿命は10年だが、中国の宇宙飛行の慣習に沿って、実際にはそれより長く使用することになるだろう。

そうなれば、将来的には中国の宇宙ステーションだけが宇宙で活動することになる。もし、他の国が宇宙で科学実験を行いたい場合、または外国人宇宙飛行士が宇宙に長く滞在したい場合、中国の宇宙ステーションに行くことになるだろう。このことに関して欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士たちは、中国の宇宙ステーションに行きたいという意欲を示している。

中国の宇宙ステーションは、すべて中国が独自に建設したものであるため、内部はすべて中国語で運用されている。中国の宇宙ステーションに行くためには、外国人宇宙飛行士であっても中国語を理解しなければならない。これまでにESAの宇宙飛行士は、訓練交流のためにすでに中国を訪れており、現在、積極的に中国語を学んでいる。そんな彼らも来年には中国の宇宙ステーションを訪問する予定だ。

おわり


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